第3回千代田学まち歩き学習プログラムを開催しました

「バリアフリー地図アプリを体験して学ぶ みんなにやさしい街づくり」

5月20日、第3回上智大学千代田学まち歩き学習プログラム※(代表:経済学部 川西諭教授)「バリアフリー地図アプリを体験して学ぶ みんなにやさしい街づくり」を開催しました。※千代田区の研究助成を受けている研究プログラム

千代田区に住む方、働く方、学生を対象とし、本学の車椅子利用学生1人を含む合計9人が参加しました。はじめに、バリアフリー地図アプリ(Bmap/ビーマップ)について説明があり、その後3グループに分かれてキャンパス内を視覚障害者と介助者、車椅子利用者と介助者に分かれて歩く体験をしました。引き続き大学から四ッ谷駅までは車椅子利用者の立場にたった通行のしやすさや危険ポイント、駅ビルの利用のしやすさを確認しました。

参加者同士が協力しながらそれぞれの立場を体験することで、これまで気づかなかった些細な段差や斜面、坂の程度にるよる苦労など多くのことに気付き、学ぶことができました。

最後にBmapにコメントと写真を投稿し、情報を共有しました。参加者からは、「初めて車椅子を利用して、目線の違いや恐怖感を実感できた」「一見平たんな歩道でも車椅子利用者にとっては左右される斜面が意外と多かった」といった感想が寄せられました。

次回の千代田学は6月16日(土)に「四ッ谷駅の今と昔を歩いて学ぼう」をテーマに開催を予定しています(雨天中止)。

上智大学 Sophia University