国連責任投資原則(PRI)の年次評価において最高評価「A+」を獲得

上智大学などを運営する学校法人上智学院(東京都千代田区、理事長:佐久間勤)は、国連責任投資原則(以下「PRI」)による2018年の年次評価(総合評価・組織とガバナンス)において、最高評価の「A+」を獲得しました。

総合評価 委託-運用会社の選定、指名、モニタリング
組織とガバナンス 上場株式 債券(国債等) 債券(社債/金融) 債券(社債/非金融)
A+

PRI (Principles for Responsible Investment)とは、国連の提唱により2006年に策定された、「環境・社会・企業統治」(ESG)における諸課題を投資の意思決定プロセスに反映させること等を定めた原則です。上智学院では2015年11月に、上智大学の建学の理念と整合的な投資方針を取り入れ、加盟している国連グローバルコンパクトの原則を資産運用面で実践するために、日本の高等教育機関として、初めて同原則に署名しています。

PRIの年次評価は、署名する機関投資家を対象に、PRI事務局が責任投資の実施状況等について評価したものであり、評価は6段階(A+、A、B、C、D、E)で付与され、「A+」がグローバルの最高評価となっています。

上智学院では、建学の理念の一つである、『学問研究及び社会貢献を通じて、「人間の尊厳(human dignity)」を脅かす課題 -貧困、環境、教育、倫理- の解決に貢献する』を資産運用面で実践するために、環境、社会、ガバナンスを考慮したESG投資に取り組むとともに、ESG投資に関する方針の策定や体制の整備を進めてまいりました。投資においてESG要因を適切に評価することは、中長期的な運用パフォーマンスにプラスの影響を与えるだけではなく、資本市場の健全な発展と持続可能な社会の実現に貢献するものと考えています。

今後とも、教育研究機関を運営する学校法人として、また責任あるアセット・オーナーとして、社会的責任を果たすためのESG投資を推進してまいります。

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上智大学 Sophia University