上智大学アイランド・サステナビリティ研究所が国際シンポジウムおよび地方自治体との共催イベントを開催します

上智大学アイランド・サステナビリティ研究所(所長:地球環境学研究科・あん まくどなるど教授)は、2023年9月に下記3つのイベントを実施いたします。

<東京開催>太平洋とカリブ海の島しょ地域・開発途上国におけるSDGs達成に向けて議論するシンポジウム

日時

2023年9月27日(水)15:30~17:30

場所

上智大学四谷キャンパス 2号館17階 国際会議室

小さな島で国土が構成される小島嶼開発途上国(SIDS)は、地球温暖化による海面上昇の影響や、少ない人口、自然災害など島国固有の課題により、持続可能な開発が困難だとされています。本シンポジウムでは2030年のSDGs達成にむけて、生物多様性や生態系維持、食糧安全保障、気候変動や自然災害、さらに大陸国との関係性や政治・経済といった側面から、太平洋とカリブ海地域のSIDSの持続開発性について多角的に議論を深めます。

<静岡開催>持続可能な観光産業の在り方について、世界の研究者と市民がともに考えるラウンドテーブル

日時

2023年9月26日(火)13:50~15:00

場所

下田市民文化会館 小ホール

静岡県下田市では、観光産業にも環境保全と持続可能性の考え方を取り入れながら、魅力的で持続可能な観光都市としての街づくりに取り組んでいます。本イベントでは、自然環境や歴史文化を体験し、学びながらそれらの保全に責任を持つ観光のあり方「エコツーリズム」について、国内外の研究者等を講師に招き、世界に通じるエコツーリズムの考え方や事例を市民とともに学ぶことを目的としています。

<島根開催>隠岐島の海士町にて、研究者と住民が島の持続的発展について対話する座談会

日時

2023年9月29日(金)17:00~18:20

場所

隠岐ユネスコ世界ジオパーク ホテルEntó新館1階 Entóジオラウンジ

隠岐島は、ユニークな地形に育まれた自然と文化を有し、2013年9月に世界ジオパーク地域として認定されました。本座談会では、隠岐島が持つ価値、大切にすべきもの、将来にわたって残していきたいものについて、地元住民、特に高校生など若者たちと環境施策・海洋保護・農業者支援などの第一線の分野で活躍している国内外の研究者による意見交換を行います。

 

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