理工学部物質生命理工学科3年の日高滉大さんが特許を取得しました

物質生命理工学科3年の日高滉大さんが、カップ麺やパックご飯の容器のシール蓋開閉装置の発明で特許第7323982号を取得しました。

日高滉大さん

日高さんは、川北国際特許事務所の弁理士、川北喜十郎氏が担当する理工学部共通科目「知的財産権」の講義レポートを通じて発明し、令和4年度のパテントコンテストに入選。特許庁や日本弁理士会から出願費用の助成ならびに担当教官からの支援により今年2月に特許出願を行い、同年8月に特許を取得することができました。

日高さんの発明は、カップ麺やパックご飯の容器のシール蓋を簡単に剥がすことができ、剥がしたシール蓋を巻き取って収容することができるシール蓋開閉装置を発明しました。キャンプなどの屋外でシール蓋を剥がした後も装置内にシールが残るので、シール蓋をその場で捨てることなく装置ごと持ち帰って処分することができます。シンプルな構造で携帯に便利であり、また環境にやさしい商品になります。この特許が登山やキャンプ用品を扱うメーカーに使われることを期待しています。

 

日高さんの特許取得により、「知的財産権」の講義を通じて18人目の学生特許権者が成立しました。この特許が実際の製品に利用されることを期待しています。

上智大学 Sophia University