神学部は日本で唯一のカトリック神学部です。キリスト教あるいはカトリックの教えを体系的に学んで学位を取得します。ミッション系の高校からの進学者が多い一方でキリスト教的なバックグラウンドをもたない学生も少なくなく、小規模ながらも年齢、国籍、宗教的な背景などのバラエティに富んだ学部です。
一人ひとりをかけがえのない存在として大切にする。これがキリスト教の中心にあるメッセージです。人権や世界平和などさまざまな問題のルーツにあるキリスト教の影響を知ること、書籍、絵画、彫刻、映画などの芸術作品の背景にある聖書を学ぶことで、世界をより広く深く理解することができます。
神学部は上智大学の一学部であり、同時に世界的なカトリック大学のネットワークにある、バチカンの教育省の監督下に置かれている教皇庁立神学部でもあります。2019年に上智大学を訪れた教皇フランシスコも、イエズス会の大学の神学部の卒業生。現代で最も尊敬されるリーダーの一人であり、私たちが目指すモデルとなる存在です。
学生・教授間の距離が近く、活発な会話が行われる環境が特徴。日常におけるコミュニケーションや平和学などの授業を通して、対話において「相手を受け入れること」の大切さを知り、キリスト教の視点から近代社会へのアプローチを試みるうえで、「対話」が重要なキーワードであることを学びます。
宗教に触れること、宗教を学ぶことは、私たちに多様な視座を与えてくれます。また世界の歴史を紐解くと、そこにはキリスト教の大きな影響が存在します。新しい知見との出会い、そしてキリスト教への理解に基づく歴史への深い見識は、現代のさまざまな問題の新たな解決法を見出すことにつながります。
神学部共通の基礎科目を学んだ後、3年次に神学系、キリスト教倫理系、キリスト教文化系のいずれかを選択し、自らの研究課題を見出し、4年次に研究内容をより深め、卒業論文にまとめます。
神学系では、カトリック神学を専門的に学びます。神学を専門的に深めたい学生や聖職者への道を目指す人の養成を目指します。
大学院に進み、ローマ教皇庁認可の学位(STB/STL/STD)を取得することができます。
キリスト教倫理系では、人間のいのちや社会正義などの分野をキリスト教的価値観に立脚して学びます。倫理的な問題への取り組みを通して、キリスト教的教養を身につけた人の養成を目指します。
キリスト教文化系では、思想・芸術の分野で、キリスト教文化の歴史的歩みと現代的意味を学びます。キリスト教文化の学びを通して、キリスト教的教養を身につけた人の養成を目指します。
カトリック神学の教育研究を軸として、キリスト教的価値観にもとづく教育研究をとおしてより良い世界の構築に寄与すること
より良い世界の構築に貢献するために、キリスト教的価値観にもとづく教養を備えた地球市民を養成し、カトリック教会の聖職者・教職者を養成すること
本学部では、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。
本学部では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次のような科目群によりカリキュラムを編成しています。
本学部では、カトリック神学を主な教育研究の対象としており、以下のような学生を受け入れます。
多様な背景をもった学生を積極的に受け入れるために複数の試験制度を設け、日本語のほかに英語やそれ以外の語学能力と歴史の知識の試験を行い、面接試験を重視します。また聖職志願者をはじめ社会の多様な人々を受け入れるため、編入学枠を設けています。
神学科
キリスト教的価値観が現代を生きる人間にとってどのような意義をもつのかを探究します。
HOME
Academics
学部
神学部