ノーベル平和賞カンファレンス in Tokyo「核兵器の脅威への対応」

昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことをきっかけに、核兵器問題への関心が世界的に高まっています。一方で、広島・長崎への原爆投下から80年を迎える本年、国際社会は冷戦以降、これまでにない核兵器使用のリスクに直面している状況にあると言えます。
こうした喫緊の脅威について議論を深め、その克服に向けた手段を探るとともに、原爆投下80年という節目の年に、日本から国際社会に核問題への理解と認識を広げるメッセージを発信することを目的として 、ノルウェー・ノーベル研究所は日本被団協、上智大学とともに本カンファレンスを開催します。
- 日 時:2025年7月27日(日)14:00~16:15
- 会 場:上智大学6号館1階101室(東京都千代田区紀尾井町7-1)
- 主 催:ノルウェー・ノーベル研究所
- 共 催:日本被団協、上智大学
- 対 象:一般、高校生、上智大生 (入場無料)
- 言 語:英語、日本語(同時通訳あり)
- 中 継:YouTube上智大学公式チャンネルにてライブ配信(日本語、英語)
登壇者
ヨルゲン・バトネ・フリードネス ノルウェー・ノーベル委員会委員長
アスレ・トーヤ ノルウェー・ノーベル委員会副委員長
クリスチャン・ベルク・ハルプヴィーケン ノルウェー・ノーベル研究所所長
田中 熙巳 日本被団協代表委員
児玉 三智子 日本被団協事務局次長
サリ・アガスティン 上智学院理事長
秋山 信将 一橋大学法学部教授
中村 桂子 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授
小松 太郎 上智大学総合人間科学部教授
近藤 哲生 上智大学特任教授(上智大学国際協力人材育成センター所長)





プログラム
・開催の挨拶
サリ・アガスティン(上智学院理事長)
・基調講演1 「核のタブー」堅持のために:人類への呼びかけ
ヨルゲン・バトネ・フリードネス(ノルウェー・ノーベル委員会委員長)
・基調講演2 日本被団協の歴史と核廃絶運動の未来
田中 熙巳(日本被団協代表委員)
・基調講演3 核兵器も戦争もない世界を次世代へ
児玉 三智子(日本被団協事務局次長)
・記念演奏
上智大学管弦楽団
・パネルディスカッション
モデレーター: クリスチャン・ベルク・ハルプヴィーケン(ノルウェー・ノーベル研究所所長)
+核抑止と安全保障: アスレ・トーヤ (ノルウェー・ノーベル委員会副委員長)
+軍縮・不拡散レジームの現状と課題: 秋山 信将(一橋大学法学部教授)
+軍縮教育の役割: 中村 桂子(長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授)
+歴史の継承: 小松 太郎(上智大学総合人間科学部教授)
・閉会挨拶
総合司会:近藤 哲生(上智大学特任教授(上智大学国際協力人材育成センター所長))
申込方法
事前申込制(先着)となりますので、下記からお申込ください。なお、YouTubeライブ配信の視聴はお申込み不要です。
- 一般・高校生の方
- 上智大学生、上智大学教職員の方
- 報道関係の方(リンク先の内容をご確認の上、広報グループ宛にお申込みください)
お問合せ
- 申込など一般のお問合せ先: nobelconf-co@sophia.ac.jp
- 報道関係の方のお問合せ先: sophiapr-co@sophia.ac.jp
本カンファレンス以外のノルウェー・ノーベル委員会来日に係る報道関係のお問合せについて
ノルウェー・ノーベル委員会の来日に関する報道関係のお問合せにつきましては、下記までお願いいたします。上智大学では、本カンファレンス以外のお問合せ(来日中の行程確認や個別取材のアレンジ等)についてお受けできかねますので、あらかじめご了承ください。
- ノルウェー・ノーベル委員会来日に係る報道関係お問合せ先(英語推奨)
Japan-July2025@nobelpeaceprize.org