先進機械・構造材料イノベーションセンター

強靭かつ安全なカーボンニュートラル社会を切り拓く材料革命

本センターは、強靭かつ安全なカーボンニュートラル社会の構築に向けて、自動車・社会インフラ等を支える新たな機械・構造材料の研究・開発拠点として設置されました。科学研究費 基盤研究(A)および科学研究費 挑戦的研究(開拓)の採択を受け、豊かな社会発展の基盤となる独創的・先駆的な材料研究を遂行し、得られた研究成果を広く公開して社会おける活用を促進します。

カーボンニュートラル社会を切り拓くため、自動車・社会インフラ等を支える新たな機械・構造材料が求めされております。自動車材料を高強度化できれば、安全性を損なわずに車体を軽量化でき、燃費向上、すなわち低炭素社会、また、水素を燃料とする自動車・船舶・発電が普及すれば、CO2を全く排出しない脱炭素社会に貢献できます。しかし、これらの材料は応力下で長期間の使用後に突然破壊する水素脆化が大きな社会問題となっています。本センターでは、これまで連携してきた産官学が集結し本学学生も参加して、水素脆化の実態解明と水素脆化を克服した新たな高強度鋼創製を通して、学術および社会変革に挑戦します。

上智大学 Sophia University