SDGs&サステナビリティへの取り組み

SDGsへの貢献

上智大学は、社会的責任(Social Responsibility)を果たす取り組みを推進するためにサステナビリティ推進本部を設置しており、そこでは学生も「学生職員」として参画しています。

学生職員は広報、情報収集、制度設計に積極的に関わり、学生の目線や発想力・創造力を活かしてさまざまな活動をしています。

これによりSDGsに寄与する研究、教育、社会貢献をはじめ、ダイバーシティ推進や共生社会の実現に向けた取り組みについて、学生・教職員が分野横断的にアイデアを出し合い、そこから新たな価値を生み出していくことを目指しています。

学生職員がユニバーサルデザインの視点から整備した案内サイン

学生職員の活動

情報発信チーム

サステナビリティ推進に関わる取り組みを発信

大学の教育研究活動やその成果、また学生の課外活動を中心とした取り組みについて、サステナビリティ推進に関わる内容や成果を取りまとめて、より積極的な発信につとめています。

 

  • 広報物(SDGsレポート)の作成
  • サステナビリティ推進の情報を集約したWebサイトの開発・更新
  • 公式SNSの開設・運営
  • 社会課題解決を目指した学生団体への取材、活動内容の発信
キャンパス改善チーム

学生の視点を活かしたキャンパス環境向上の取り組み

サステナブルな選択肢を増やし、誰もが安心で快適に過ごせるインクルーシブなキャンパスづくりを進めます。

 

  • 現状課題把握のための調査
  • 案内サインユニバーサルデザイン化
  • 環境負荷低減への取り組み
  • SDGsの普及・啓発活動
企画実施チーム

サステナビリティ推進関連イベントを積極的に企画・展開

学生・教職員への学習機会提供を通じて、大学全体としてサステナビリティ推進に係る理解・浸透の底上げを目指します。また、学内のみならず産官学連携や地域連携においても、サステナビリティ推進を切り口に、大学としてアクションを起こしていきます。

 

  • SDGsの考え方・理念についての理解を深める研修会の実施
  • 企業・団体との協働企画開催
  • 自治体との連携による地域連携企画開催

その他の取り組みについては、上智大学SDGs&サステナビリティWebサイトをご覧ください

国連と上智大学SDGs ― 歴史ある取り組み

国連グローバル・コンパクトの活動

国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact、以下UNGC)は、1999年に当時の国連事務総長コフィー・アナン氏が提唱し、2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足したイニシアチブです。企業を中心とした様々な団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みです。

 

現在、世界161カ国で約1万3800を超える企業や団体がUNGC署名し、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開するとともにSDGs達成のために様々な施策を実行しています。上智大学は、2015年5月にUNGCに署名するとともに、日本国内のローカルネットワークである「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」(以下GCNJ)に加盟し、活動しています。なかでもGCNJと共催し、加盟企業や国連機関と連携した数々のシンポジウムを国連Weeksの中で継続して実施しています。

国連大学SDG大学連携プラットフォームへの加盟

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、SDGsの達成に向けて積極的に取り組む意欲のある日本の大学が連携できる場として、「国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG‒UP)」を2020年に設立し、上智大学も加盟しました。

国連 ― 責任投資原則(PRI)の署名

学校法人上智学院では、2015年11月に国連が支援する責任投資原則(PRI)に署名しました。PRIは、持続可能な社会の実現を目的とし、機関投資家等が、環境(Environmental)、社会(Social)、コーポレートガバナンス(Governance)の課題を投資の意思決定に組込むことを提唱する原則です。PRIへ署名することは、上智大学の建学の理念と整合的な投資方針を取り入れ、加盟している国連グローバルコンパクトの原則を資産運用面で実践するものです。

教育研究機関を運営する学校法人として、責任あるアセット・オーナーとして、今後ともESG投資を通じて、グローバル社会の直面する様々な課題解決に貢献していきます。

上智大学 Sophia University