社会連携及び社会貢献に関する方針
上智大学は建学の理念において、「上智大学の使命は、カトリックの伝統とイエズス会教育の特徴を受け継ぐもので、『キリスト教ヒューマニズム』に基づく人間教育を中心に据えている。すなわち、大学構成員のそれぞれが、人格の尊厳と基本的人権を認め合い、責任ある連帯感と超越的価値への謙虚な心構えをもって互いに人格を磨き合い、それぞれの持ち場で人類と世界の発展に奉仕する者となることを目指している。」と謳っています。
このように本学では建学以来、教育研究活動を通じて国内外を問わず社会への貢献を担ってきていますが、高等教育に求められる役割・期待の変化などの社会情勢を踏まえ、以下のとおり社会連携及び社会貢献に係る方針を定めます。
- 本学は、社会連携及び社会貢献を通じて、「貧困、環境、教育、倫理」等に関する課題を抱えた現代世界にあって、「人格の尊厳と基本的人権」を脅かす諸問題の解決に貢献する。
- 社会連携は、本学と官公庁、自治体、団体、企業、学校、市民及び地域社会との双方向的な協力体制の構築をはかり、産学協働、官学協働及び市民社会との連携、並びに新たな学びの場を展開することによって推進する。
- 社会貢献は、本学が持つ知的資源や個々の教員の教育研究成果を広く社会に還元することを目標とし、多様な学びの要望に応え、さらに教職員及び正課内外における学生の諸活動が、広く社会の諸問題の解決に資することを目指してこれを推進する。
なお、地域社会との繋がりにおいては、学生と教職員が協力し、様々な地域の住民、自治体、団体、企業との対話を通じて、その要望に応えるための活動を、大学として責任を持って展開することによって推進する。