• SOPHIA ARCHIVES ONLINE EXHIBITION
    第6回オンライン企画展

    上智の「鷲」とともに
    -大学の理想と校章-

資料番号:ネガ1-0765

はじめに

正門の「鷲」正門の「鷲」

 上智大学は、1913年に開校しました。開校後にシンボルについて検討していたことが、ローマのイエズス会本部との書簡のやりとりからわかっています。

 現在校章などで使用している本学のシンボルは、羽ばたく「鷲」がモチーフとなっています。その鷲の胸には、LとVという文字が記されています。このLとVは、本学の標語である「真理の光」 “Lux Veritatis”(ラテン語)の頭文字です。鷲が太陽に向ってまっしぐらに飛んでいくように、上智の学生は「真理の光」をめざしてひたむきに進み、よりよい未来を拓いてほしいという、大学の願いが込められています。

 上智の「校章」は、創立当初からしばらくの間「バッジ」と表現され、帽章として使用されていました。1962年の大学案内に初めて「校章」と表現され、その説明が記載されるようになりました。その一方で、上智の鷲は多様な姿で、校旗、学生証、大学案内の表紙などで使われていました。その後、創立75周年を機にデザインを統一することとなり、校章の鷲を新たにデザインしました。2013年の創立100周年には、スクールカラーや校章などの『ビジュアル・アイデンティティガイドライン』を定めました。

 本展示では、ソフィア・アーカイブズが所蔵する資料の中から、えりすぐりの上智の「鷲」たちを展示し、それらにまつわるストーリーをエピソード形式で紹介していきます。本展示を通じ、大学が時代を超えて変わらず追求している理想を、少しでも感じ取っていただけましたら幸いです。

 なお、本オンライン展示は2023年10月12日~2024年9月23日まで6号館1階で展示されていたものを再構成したものです。

CONTENTS

EPISODEⅠ 「鷲」誕生秘話

EPISODE Ⅰ
「鷲」誕生秘話

羽ばたく「鷲」をあしらった校章は、1913年の創立当初から使われていました・・・

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EPISODE Ⅱ 最初の校旗

EPISODE Ⅱ
最初の校旗

入学式・卒業式、大学内の各種イベントを彩るのが大学を象徴する校旗です・・・

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EPISODE Ⅲ 校章、校旗の変遷

EPISODE Ⅲ
校章・校旗の変遷

1948年、上智大学は新制大学として再発足します。再出発の動きのなかで、校章について・・・

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EPISODE Ⅳ 「鷲」デザインの統一

EPISODE Ⅳ
「鷲」のデザイン統一

下に掲げているのは、1961年から63年にかけて作成された入学試験要項、学校案内・・・

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EPISODE Ⅴ 「鷲まみれ」

EPISODE Ⅴ
「鷲まみれ」

創立から現代まで上智の「鷲」は様々なシーンで活用されてきました・・・

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本展示で使用している資料の閲覧利用について

今回の展示資料を書籍などで利用する場合は、ソフィア・アーカイブズに必ずご連絡下さい。
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連絡先:上智学院ソフィア・アーカイブズ
sophia-archives-co@sophia.ac.jp