(日本語版) Sophia Factbook 2014

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- 上智大学
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グローバル・コンサーン研究所
上智大学の建学精神に基づいて、人間の尊厳と連帯を脅かすようなさまざまな問題をグローバルな視点 から研究し、その成果をもって学生や社会に意識化の場を提供、さらに変革のための実践を通じて人材 を養成することを目的とする。 年間を通して、20 程の企画を運営した。その多くが学生有志の自主性を尊重した実践活動となっている。 以下に特徴のあるいくつかの企画を紹介する。2 度目となる東北被災地へのスタディー・ツアー「みち のく Renaissance! Me and Tohoku in 気仙沼」を実施。学生有志を中心に企画、留学生を含む学生 と 2 度にわたり、気仙沼市を訪問した。事前事後の学習会、報告会の実施、報告書作成と取り組みは多 岐にわたる。中央図書館にて展示企画「平和と正義のブックフェア 世界はもっとやさしくなれる」を 実施。目録を作成、配布を行った。国際基督教大学社会科学研究所と共同主催にて「第 34 回国際シン ポジウム ナショナリズムを越えて?~アジアにおける平和構築と宗教~」を実施した。 16 名 ニュースレター 『Sophia Relief Service』No.65, 『Sophia Relief Service』No.66 報告書 『Le Reportage de 食を学ぶ~第 2 弾 食&農カフェ~ 2014.05-2014.07』 報告書 『みちのく Renaissance! Me & Tohoku 2014 報告書―被災地・気仙沼を「観光」した私た ちの記録―』 目録 『 「民主主義」の図書室』 目録 『平和と正義のブックフェア』
研究所の目的
主な活動
所員数
刊行物
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比較文化研究所
研究所の目的 「世界とソフィアをつなぐ」をモットーに、社会科学と人文の分野を中心に「比較」という視点から、 学際的な研究を推進する。 2014 年度はリサーチユニット 5 件が昨年から引き続き活動している。リサーチユニットは以下の 5 つ で あ る。Network Studies/Postcolonial Asian Cities/Global Food Project/3.11 as crisis and opportunity/Japanese Texts in Motion。Global Food Project は 2015 年 に 研 究 成 果 を Palgrave-Macmillan から出版する。Network Studies は 12 月に国内外から研究者 14 名を招聘し て国際シンポジウム「19 世紀日本の女性とネットワーク」を開催し、述べ 80 名近くの来場者があっ た。また、所員や研究ユニットが企画した公開講演会は、ドキュメンタリー映画の上映会・討論会も含 めて 23 回開催し、どの企画も多くの来場者があった。また、各所員はそれぞれジャーナル記事の執筆 や海外のカンファレンスでの成果発表など活発に活動している。客員研究員の受入も積極的に続けてお り、2014 年度は 23 名を受け入れた。 各ユニットの活動や講演会等の詳細は以下の URL を参照の事。 http://icc.fla.sophia.ac.jp/html/projects/p_2014-15.html http://icc.fla.sophia.ac.jp/html/events/e_2014-2015.html 32 名 なし
主な活動
所員数 刊行物
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ヨーロッパ研究所
研究所の目的 主な活動 所員数 刊行物 ヨーロッパの歴史、社会、言語、文化を総合的・学術的に研究し、その理解および知識の普及に貢献す ることを目的とする。 シンポジウム「フェリペ3世のスペインーその歴史的意義と評価を考える」 、 「ワールドカップ 2014 〜 欧州勢かく戦えり」 「エネルギー転換の思想と実践〜スイス・ドイツの事例と日本の方向性」など 38 名 紀要 『上智ヨーロッパ研究』第7号 叢書 『上智大学ヨーロッパ研究所研究叢書8 フェリペ3世のスペイン』 叢書 『映像ゼミナール 2014』
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