2006/02/24更新
○講義概要 |
電磁気学I(中山先生)に続く講義である.磁場,磁性体について解説し,その後,電場と磁場の相互作用,及びマクスウェル方程式について学ぶ.電磁気学は,電気工学の基礎科目であり,電気・電子工学科で学ぶ学生には必須の知識である.電子回路やモータ,電磁波などにおける電気的な現象を理解するための基礎知識となる.本講義は,電磁気学演習IIと並行して進めるため,電磁気学演習IIも必ず受講すること.
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○評価方法 |
前期学期末試験(定期試験期間中)(40%)、中間試験(60%) 中間試験2回(各30%)及び期末試験1回(40%)により評価する.
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○テキスト |
関根松夫,佐野元昭『電磁気学を理解する』 昭晃堂
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○授業計画 |
1 | 本講義で学ぶ電磁気学の構成と必要な基礎知識 (約1コマ) (1) 電磁気学Iの概要, ベクトル解析 |
2 | 真空中の靜磁場 (約3コマ) (2) 磁力, 電場と磁束密度, ローレンツ力 (3) ビオ・サバールの法則, 磁束密度に関するガウスの法則, アンペールの法則 (4) ベクトルポテンシャル |
3 | 磁性体 (約3コマ) (5) 磁気分極, 磁化と磁化電流 (6) 磁場 H, 磁束場の屈折 (7) 磁気エネルギー, 磁気回路 |
4 | 電磁誘導 (約3コマ) (8) 電磁誘導 (9) インダクタンス, (10) 自己誘導と相互誘導, コイルの磁気エネルギー |
5 | マクスウェル方程式 (約3コマ) (11) 変位電流 (12) マクスウェル方程式 (13) 電磁波 |
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By:上智大学 学事センター
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