2006/03/01更新
○講義概要 |
広告は大衆とコネクトすることを目的としたpopular culture(大衆文化)だ。アメリカの広告は、伝達したいメッセージが明確でなくてはならない。移民の国アメリカの多様でわがままな大衆の心をとらえ、"American dream"に訴えなくてはならないからだ。そのためアメリカの広告は、シンプルでわかりやすい。商品知識や情報源であると同時に、ユーモアとエンタテイメント性にも富んだものが多い。 本講義では、アメリカの諸雑誌や新聞に掲載された広告や、テレビCM、Web上の広告を対象に、広告に反映されているアメリカ人の生き方、考え方、社会事情や、時代、日米文化の違いを、講義とグループ・プレゼンテーションを通じて考察する。 成功、幸福、自由、自立、喜怒哀楽、男らしさ、女らしさ、美の基準と「かわいい」、愛のかたち、その他さまざまな価値観、perceptionやexpressionを広告から洞察し、異文化への認識を深める。 同時に、広告が訴求する価値観に対(抗)して、独自の価値観や生き方にも目覚める機会となることを切に願う。
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○評価方法 |
出席状況(25%)、授業参画(30%)、レポート(15%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(30%) 出席重視。グループ・プレゼンテーション、レポート提出(学期末)、学期末試験(授業期間中)から評価。
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○テキスト |
井上久美『In Touch with American Adsー心に響くアメリカの広告』 成美堂・2001 井上久美『Ads Speak American Cultureー広告から見たアメリカ文化』 成美堂・1994
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○授業計画 |
1 | 広告は文化を語り、時代を告げる。 グループ・プレゼンテーションの説明。 |
2 | グループ分け、プレゼンテーション・テーマと日程を決定。 |
3 | 日米広告比較:雑誌広告・テレビCM |
4 | 日米広告比較:雑誌広告・テレビCM |
5 | 日米広告比較:雑誌広告・テレビCM |
6 | カンヌ広告受賞作品観賞・解説・ディスカッション |
7 | カンヌ広告受賞作品観賞・解説・ディスカッション |
8 | カンヌ広告受賞作品観賞・解説・ディスカッション |
9 | カンヌ広告受賞作品観賞・解説・ディスカッション |
10 | 世界の公共広告 |
11 | 世界の公共広告 |
12 | 日米公共広告比較 |
13 | 日米公共広告比較 |
14 | 日・米・英広告比較 |
15 | 日・米・仏広告比較 |
16 | グループ・プレゼンテーション |
17 | グループ・プレゼンテーション |
18 | グループ・プレゼンテーション |
19 | グループ・プレゼンテーション |
20 | グループ・プレゼンテーション |
21 | グループ・プレゼンテーション |
22 | グループ・プレゼンテーション |
23 | グループ・プレゼンテーション |
24 | グループ・プレゼンテーション |
25 | グループ・プレゼンテーション |
26 | グループ・プレゼンテーション |
27 | グループ・プレゼンテーション |
28 | グループ・プレゼンテーション |
29 | グループ・プレゼンテーション |
30 | 総括 |
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