2006/02/21更新
○講義概要 |
市民革命・産業革命以降の西洋史を概観する。統治原理・生産様式・国際関係がどのように変化し、こうした変化がいかに人々の生活形態やものの考え方に影響を与えたのかを探ってみたい。本年度は「国家建設・国民統合・ナショナリズム」を中心に考察する予定である。高校時代に世界史を履修していない人は、下記参考書などを使って自習しておくこと。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、リアクションペーパー(10%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
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○参考書 |
大下尚一・西川正雄(他編)『西洋の歴史(近現代編)<増補版>』ミネルヴァ書房、1998年 近藤和彦(編)『西洋世界の歴史』山川出版社、1999年
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○授業計画 |
1 | ガイダンス |
2 | 序論:nation と nationalism の概念をめぐって |
3 | 市民革命ー(1)アメリカ独立革命 |
4 | 市民革命ー(2)フランス革命 |
5 | 市民革命ー(3)「人権」から排除された人々 |
6 | 産業革命とナショナリズムー(1)ヨーロッパの工業化 |
7 | 産業革命とナショナリズムー(2)「ドイツ人」意識とナショナリズム |
8 | 産業革命とナショナリズムー(3)イタリアの国家統一 |
9 | 産業革命とナショナリズムー(4)南北戦争 |
10 | 帝国主義時代ー(1)世界の一体化 |
11 | 帝国主義時代ー(2)国民国家と「伝統」の創出 |
12 | 帝国主義時代ー(3)植民地へのまなざし |
13 | まとめと展望 |
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