○講義概要 |
フランス語に限らず、言語というものには、実際の運用の裏でそれを機能させている「仕組み」(メカニズム)が存在する。具体的な例文を通して、その仕組みがどうなっているかを知ることがこの講義の目的である。前期には、3種類ある「冠詞」の使い分けがどのようなメカニズムに基づいているかを考察する。演習Eの受講にはこの講義の履修が必要である。
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○評価方法 |
講義への参加状況および学期末に提出してもらうレポートによって総合的に評価する。
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○テキスト |
『授業時にハンドアウトを配布する。』 東外大グループ・セメイオン『フランス語を考える』 三修社、1998
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○参考書 |
大橋保夫 他『フランス語はどういう言語か』駿河台出版社
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○授業計画 |
1 | イントロ:授業の目的・内容・方針等の説明 |
2 | controle preliminaire (1) |
3 | controle preliminaire (2) |
4 | 冠詞の働きとは? |
5 | a)一つのまとまり/個別 |
6 | b)全部/一部 |
7 | c)特定化/不特定化・任意 |
8 | d)数えられるもの/分量としてとらえられるもの |
9 | 冠詞がないケース(1) |
10 | 〃 (2) |
11 | 〃 (3) |
12 | 〃 (4) |
13 | 冠詞のメカニズムのまとめ |
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By:上智大学学事部学務課
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