○科目サブタイトル |
フランスにおけるユダヤと反ユダヤ
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○講義概要 |
現在、フランスのユダヤ人人口はイスラエル、アメリカについで世界第三位、ヨーロッパでは最大であり、さまざまな分野で多くのユダヤ人が活躍している。この講義では、ユダヤ人とはそもそもいかなる人々であるかを説明した上で、古代から現代に至る、フランスにおけるユダヤ人の歴史およびフランス人との関わりを学ぶ。これと並行して、ユダヤ人作家エドモン・フレッグ(1874-1963)の小説『少年預言者』を読解し、フランスのユダヤ人意識について考察する。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
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○テキスト |
Edmond FLEG『L'Enfant prophète』 Gallimard, 1926
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○授業計画 |
1 | イントロダクション |
2 | ユダヤ人の起源と古代の歴史 |
3 | フレッグ『少年預言者』読解(1) |
4 | フランスにおける近世までのユダヤ人の歴史 |
5 | フレッグ『少年預言者』読解(2) |
6 | フランス革命とユダヤ人解放 |
7 | フレッグ『少年預言者』読解(3) |
8 | ドレフュス事件とアンチ・セミティスム |
9 | フレッグ『少年預言者』読解(4) |
10 | 第二次世界大戦とホロコースト |
11 | フレッグ『少年預言者』読解(5) |
12 | 現代フランスとユダヤ人(1) |
13 | 現代フランスとユダヤ人(2) まとめ |
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By:上智大学学事部学務課
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