2005年度上智大学シラバス

◆フランス文化研究A-2 - (後)
井出 洋一郎
○科目サブタイトル
フランス美術における作家研究2
○講義概要
昨年から今年にかけて東京、横浜で個展が開かれているモロー、マティス、デュシャンの3人の美術家を中心に、授業の前半はその作品分析、後半を各自の研究発表とレポート作成にあてる。モロー展はこの時期に開催中なので見学レポートを課す。前期のフランス文化研究A-1を受講しておくことが望ましい。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(40%)、レポート(50%)
○参考書
BUNKAMURA THE MUSEUM 編『ギュスターヴ・モロー展カタログ』東京新聞 2005
国立西洋美術館 編『アンリ・マティス展カタログ』読売新聞社 2004
国立国際美術館他 編『マルセル・デュシャン展カタログ』朝日新聞社 2004
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://www.ne.jp/asahi/art.barbizon/y.ide/
○授業計画
1オリエンテーション:世紀末から20世紀前半の美術
2ギュスターヴ・モロー1:ロマン主義と世紀末
3ギュスターヴ・モロー2:歴史と神話画
4アンリ・マティス1:フォーヴの革命、実験時代
5アンリ・マティス2:円熟と幾何学的精神
6マルセル・デュシャン1:ダダイスムの衝撃
7マルセル・デュシャン2:「大ガラス」以後
8研究発表の注意とテーマ提出:以上3人の美術家から一人を選び、テーマを設けて発表する。一人15分程度。後日レポートにして提出。
9研究発表1
10研究発表2
11研究発表3
12研究発表4
13まとめ

  

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