2005年度上智大学シラバス

◆文献講読A(ドイツ語学)1 - (前)
吉田 有
○講義概要
「異文化コミューニケーション」を主題とする最新の解説的著作を読解対象として、「言語と文化」「文化を把握する」のふたつの章を読み進める。最初は「文構造の分析」「テクスト構造の把握」「段落の趣旨を要約」の実践と訓練を行い、次第にすぐれた翻訳への技法を学ぶ。異文化理解のための良書の内容を味わいつつ、高度な読解能力と日本語文章力を涵養することが目的である。
ちなみに、著者は、ドイツの高名な文法理論研究者であると同時に、外国人ドイツ語学習者のために優れた読解方法論をも展開するUniversitaet Augsburgの教授である。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(20%)、リアクションペーパー(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)
○テキスト
Hans Juergen Heringer『Interkulturelle Kommunikation』 A. Francke, 2004
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1著者、著作の紹介:授業の進め方、準備の方法
2Sprache und Kultur(1)
3Sprache und Kultur(2)
4Sprache und Kultur(3)
5Sprache und Kultur(4)
6Sprache und Kultur(5)
7Kultur erfassen(1)
8Kultur erfassen(2)
9Kultur erfassen(3)
10Kultur erfassen(4)
11Kultur erfassen(5)
12予備日
13翻訳試験

  

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