| ○科目サブタイトル |
書道の基礎的学習を通して行書の特質と現代的意義、学校教育における書写指導の在り方を理解し、表現能力の開発と共に伝統や文化、情操との関わりを探る。
|
| ○講義概要 |
日常最も一般的な行書体を主とし、それに調和するひらがなの書き方や漢字かな交じりの書および実用書について学び、それらを通して国語科教員として必要な書道の基礎的な知識、表現技法や鑑賞力、指導力の取得をめざす。書道愛好の者にも開放し、書に伝統文化への理解と自己表現力の開発に努める。 毛筆を主に硬筆をも含め実技を中心に進める。経験の有無は問わない。
|
| ○評価方法 |
出席状況(50%)、小テスト等(50%)
|
| ○テキスト |
全国大学書写書道教育学会編『新編「書写指導」』 萱原書房・平成16年新版第2刷発行
|
| ○授業計画 |
| 1 | ガイダンス、授業全体説明、用具教材 |
| 2 | 執筆と姿勢、用具の使用法と基本練習 |
| 3 | 行書の基本実習(一)歴史、特長、基本点画 |
| 4 | 〃 (二)点画の曲純化、用、運筆 |
| 5 | 〃 (三)点画の変化、用、運筆 |
| 6 | 〃 (四)方向の変化、用、運筆 |
| 7 | 〃 (五)長さの変化、用、運筆 |
| 8 | 〃 (六)筆脈の変化、用、運筆 |
| 9 | 〃 (七)点画の連続、用、運筆 |
| 10 | 〃 (八)点画の省略、用、運筆 |
| 11 | 〃 (九)筆順の変化、用、運筆 |
| 12 | 〃 (十)概形と中心 |
| 13 | 〃 (十一)部首 |
| 14 | 〃 (十二)硬筆によるひらがなの基本点画 |
| 15 | 〃 (十三)硬筆によるカタカナの基本点画 |
| 16 | 行書実習の展開(一)硬筆による漢字かな交じりの書 |
| 17 | 〃 (二) 〃 |
| 18 | 〃 (三) 〃 |
| 19 | 〃 (四)毛筆によるひらがなの基本点画(単体) |
| 20 | 〃 (五) 〃 (〃 ) |
| 21 | 〃 (六) 〃 (連綿) |
| 22 | 〃 (七) 〃 (〃 ) |
| 23 | 〃 (八)年賀状の書き方 |
| 24 | 漢字かな交じりの書実習(一)俳句・詩文 |
| 25 | 〃 (二) 〃 |
| 26 | 〃 (三)文章 |
| 27 | 〃 (四)〃 |
| 28 | 〃 (五)〃 |
| 29 | 行書体の古典実習 (一)蘭亭叙 |
| 30 | 〃 (二)風信帖 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|