2005年度上智大学シラバス

◆古典文学基礎Ⅱ - (後)
瀬間正之
○講義概要
古典文学基礎Ⅰで養成した能力を基に、国文学研究の方法論を示した『三のしるべ』を影印本で読み進める。『三のしるべ』は本居宣長門下の藤井高尚が、道・歌・文の三つについて、平易に説いた国学概論の書である。変体仮名の読解能力を前提に、国学の研究方法を学ぶことに努める。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(15%)、リアクションペーパー(15%)、小テスト等(60%)
○テキスト
工藤進思郎編『三のしるべ』 和泉書院
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1分担を決め、順次『三のしるべ』を輪読、解説していく。

  

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