2005年度上智大学シラバス

◆数学科教育法Ⅳ - (後)
横沼 健雄
○講義概要
数学教育の歴史について概観した後、幾何的・代数的な内容の教材研究を通して、教育法の実際を解説し、学生に体験させることを目的とする。日本に於ける数学教育の歴史、特に学習指導要領の内容の変遷について説明した後、教育方法について述べる。教材研究として、平面・空間の変換群について解説する。課題レポートを通して講義への積極的な参加を図る。
○評価方法
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート、後期学期末試験(定期試験期間中)
レポート50%、それ以外(レポートの発表を含めて)50%とする。
期末試験は、レポート、授業参画状況によって実施か否かを決める。その場合、試験35%、レポート30%、それ以外35%とする。
○参考書
根本博『中学校教育課程の解説、数学』第一法規 平成11年
小倉金之助『数学教育史』岩波書店
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義内容の説明、数学と数学教育の歴史1
2数学と数学教育の歴史2
3数学と数学教育の歴史3
4数学教育の歴史(特に学習指導要領の変遷)4
5数学教育の歴史(特に学習指導要領の変遷)5
6課題レポートの発表と内容の検討1
7課題レポートの発表と内容の検討2
8教材研究―直交変換、平面の合同変換
9教材研究―帯群
10教材研究―平面群
11課題レポートの発表と内容の検討3
12課題レポートの発表と内容の検討4(受講生の人数によっては、時間配分を変更する)
13教育方法について、全体のまとめ

  

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