○講義概要 |
「十を知って一を教える」。 解法テクニックや知識断片の羅列・押付けに陥らない為には、中学高校で学習する数学の内容をより高く広く深い立場から理解し、数学全体での位置付けや他の事柄との関連を認識した上で、その中の何を如何に教えるかを意識的に選択することが必要である。 アンケートや模擬授業を通じ、具体的な授業の方法についても議論し、共に考える。
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○評価方法 |
主に授業時アンケートや課題のレポート及び授業への参加の度合による。
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○参考書 |
上野健爾・岡本和夫・黒木哲徳・野崎昭弘編『数学の教育をつくろう(数学セミナー増刊)』日本評論社, 2002 森毅『数学受験術指南』中公新書,1981 上野健爾+岡部恒治編『こんな入試になぜできない~大学入試「数学」の虚像と実像』日本評論社, 2005
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○授業計画 |
1 | 中学・高校に於ける数学の教育について共に考える。 初回はアンケートを実施し、今までに受けた数学の授業を振返る。 詳細は担当者のwebpageを参照のこと。 |
2 | [以下は全体の予定] ○受講者の希望により適宜模擬授業 ○数学科以外の受講生も想定して、現代数学に於いて数学的な事柄を明確に把握し表現するための基礎言語である集合・写像・同値関係などについても解説 ○板書の練習など実践的テクニック ○小テスト作成実習 などなど。 |
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By:上智大学学事部学務課
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