(日本語版) Sophia Factbook 2014

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情報科学教育研究センター
全学共通科目「情報リテラシー演習」の講義の実施と運営を行っている。 また、授業で使用する補助教材の電子化、マルチメディア技術の教育への適用、ネットワーク経由で授 業が受けられるオンデマンド教育における授業方法論など、コンピュータやネットワークを応用した 様々な教育方法について調査研究している。さらに、ビジネスモデルなどの先端的なシステム開発方法 論に関する研究を推進している。 キャリアセンターならびに情報理工学科と共催で就職支援プログラム講演会 「ゲーム業界の現状と展望」 (2014 年 11 月 14 日)を開催し、セガネットワークス CTO の松原健二氏による講演が行われた。 12 名 -
研究所の目的
主な活動 所員数 刊行物
上智大学
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アジア人材養成研究センター
カンボジア現地にアジア人材養成研究センター本部を建設(1996 年) 。アンコール ・ ワット保存修復 研究所の目的 の人材養成活動を通じ、アジアにおける国際協力の上智大学モデル(ソフィア ・ ミッション)を 1991 年から実施している。 1)科研費等による調査 ・ 研究活動:第 50 次におよぶバンテアイ ・ クデイ考古発掘調査および建築調 査(2014 年 8 月 9 日〜 9 月 10 日)が、カンボジア王国シェムリアップ市郊外バンテアイ ・ ク デイ寺院およびアンコール ・ ワットにおいて行われた。研修指導・講義担当は日本人教員 11 名、 カンボジア人教員8名、研修生(王立芸術大学学生)18 名が参加。 2) 『東南アジア5カ国における文化遺産保存のための拠点交流事業』が、 カンボジア王国シェムリアッ プ市において第1回 (雨季研修 : 2014 年8月 13 日〜8月 19 日) 参加者 12 名、 第2回 (乾季研修 : 2015 年2月9日〜2月 13 日)参加者 14 名が出席して開催された(文化庁助成による文化遺産 国際協力拠点事業) 。 3) 「アンコール ・ ワット修復人材養成プロジェクト」 (独立行政法人国際交流基金助成) :第1回アン コール ・ ワット技術交流研修委員会(日本人専門家8名)によるアンコール ・ ワット西参道修復現 場調査 (2015 年3月 11 日〜3月 15 日) 。第1回アンコール ・ ワット技術交流研修合同委員会 (カ ンボジア専門委員6名来日)による世界遺産木造建造物(京都市清水寺、知恩院等)の保全技術現 場研修(2015 年3月 23 日〜3月 27 日) 。 主な活動 4)文化遺産啓蒙教育プログラム : シェムリアップ近郊の小中学生および村人を対象、 民族アイデンティ ティを再確認する。対象:州立ワット・チョー中学校 100 名(2014 年8月4日)場所:アンコー ル ・ ワット。対象:ロハール村住民約 100 名(2014 年8月 29 日)場所:バンテアイ ・ クデイ 遺跡内アンコール文化遺産教育センター。 5) 第 15 回緑陰講座 日本の高校生対象 (上智福岡、 新潟清心) 11 名 (2014 年8月 5 日〜8月 10 日) 、 本学学生対象3名(2014 年8月 17 日〜8月 23 日)が参加、遺跡保存・村落・環境問題、無形 文化遺産などを見学し、伝統文化などへの理解を深めた。 6)主催行事特別連続講演 カンボジア文化復興研究会『カンボジアのポル ・ ポト政権を問う』 (2014 年6月 20 日、21 日、27 日、28 日)を開催。4名の研究者・専門家による講演が行われた。出 席者は全4回で計 160 名。 7)春期社会人講座『アンコール ・ ワットの新歴史発見物語』 (2014 年 4 月〜 6 月)を開講、全6回 6名の研究者による講座が行われた。受講者 27 名。 秋期社会人講座『カンボジア 密林に埋もれた五大遺跡』 (2014 年 10 月〜 11 月)を開講、全6 回4名の研究者による講座が行われた。受講者 25 名。 所員数 刊行物 8名 報告書 『アンコール遺跡を科学する 第 19 回アンコール遺跡国際調査団報告』 報告書 文化庁平成 26 年度文化遺産国際協力拠点交流事業『東南アジア 5 カ国における文化遺産保存 のための拠点交流事業』 成果報告書
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