2006/02/22更新
| ○講義概要 |
21世紀は「組み合わせ科学」の時代,そこでの多様な分野の境界領域で自由闊達に活躍する電気電子工学者の基本発想の基本は等価回路論である。PC時代に整合した明快な表現法で順問題としての解析手法と逆問題としての合成法を学ぶ。毎回前半をプリントで講義し,後半でその演習を行い腕力をつける。
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| ○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%)、中間試験(30%) 演習問題集をベースに中間および期末試験を実施して評価の基本とし,毎回の演習回答も加味して評価する。
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| ○テキスト |
主要な発想や取り扱い手法は「光伝送回路」電子情報通信学会(コロナ社) が参考となる。 辻井重男『伝送回路』 電子通信情報学会(コロナ社)
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| ○参考書 |
小関 健『光伝送回路』電子通信情報学会(コロナ社)
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| ○授業計画 |
| 1 | 電気回路論の歴史的展望、「順問題と逆問題」「分布定数回路と波動の表現法」 |
| 2 | 定在波表現と進行波表現の相互変換 |
| 3 | 繰り返し回路の解析法 |
| 4 | インピーダンス整合 |
| 5 | スミス線図・いろいろな回路 |
| 6 | 演習問題から |
| 7 | 中間テスト |
| 8 | 部分分数展開法と連分数展開法 |
| 9 | 関数近似法:最平坦フィルタ合成、チェビシェフフィルタ合成 |
| 10 | 周波数変換法による基本フィルタの変換 |
| 11 | トランスバーサルフィルタ、デジタルフィルタ(FIR/IIRフィルタ) |
| 12 | 因果律と最小位相推移回路(伝達関数の実数部と虚数部)、群遅延最平坦回路 |
| 13 | 期末テスト |
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