2006年度上智大学シラバス

2006/02/23更新
◆東南アジアの国際関係2 - (後)
末廣 昭
○科目サブタイトル
商品と企業からみたアジアの「今」
○講義概要
最初の6回は講師が、現在のアジアを取り巻く新しい経済環境、企業活動の変化、生産・経営システムの変化を説明する。その後、聴講生と相談しながら、自分の関心のある商品、企業をとりあげ(ただし、アジアと関連するもの)、授業のなかで報告すると同時に、出席者のあいだでコメントする。過去の事例でいえば、日本アニメの輸出、中国から輸入される着物、ユニクロと無印商品の比較、韓国の映画産業、「水」が危ない、バンコクの富士スーパーはなぜ生き残るのか?、タイのスラム、デンソーのアジア戦略などなど。報告と同時にレポートの提出を義務づける。報告の形式についてはガイダンスで説明する。試験は実施しない。少人数のゼミ形式を考えている。
○評価方法
出席状況(80%)、レポート(100%)
○テキスト
末廣 昭『進化する多国籍企業:いま、アジアでなにが起きているのか?』 岩波書店、2003年
○参考書
授業のなかで随時、指示する。
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
レジュメを配布する
○授業計画
1ガイダンス:講師の講義のねらい、聴講生に期待すること、過去の授業による学生の報告の紹介
2アジアの現状(1)アジアを見る視角と4つの大きな動き
3アジアの現状(2)グローバル化と自由化のインパクト
4アジアの現状(3)世界規模の企業買収と企業のメガ化、多国籍企業の戦略
5アジアの現状(4)変わる生産システム、経営システム
6アジアの現状(5)中国経済の台頭とそのインパクト
7以後、11月22日から12月20日まで、フランス出張のため、授業は休講。補講を行う。
8学生報告 2名 一人持ち時間は30分、質疑応答15分。レジュメを必ず作成。レジュメにはいろいろと工夫、仕掛けが要請される(ガイダンスで説明)
9学生報告 2名
10学生報告 2名
11学生報告 2名
12学生報告 2名
13学生報告 2名
14講師による総括

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター