2006年度上智大学シラバス

2006/02/23更新
◆東南アジアの国際関係1 - (前)
末廣 昭
○講義概要
前期は東南アジア諸国をとりまく地域統合の動き、日本とアジアの経済関係の進展(アジア化するアジア)、東南アジア諸国の政治社会の変化。この3つの問題を切り口にして、重要なテーマごとに講義を進める。
○評価方法
出席状況(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(80%)
出席状況。前期は試験を実施。後期は課題に対する報告とレポートの提出を判定基準とする。
○テキスト
前期はなし
○参考書
東京大学社会科学研究所編『「失われた10年」を超えてI:経済危機の教訓』東京大学出版会、2005年
谷口 誠『東アジア共同体:経済統合のゆくえと日本』岩波新書、2004年
末廣 昭『タイ:開発と民主主義』岩波新書、2005年版
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
毎回、レジュメを配布する
○授業計画
1授業のガイダンス:関心、テーマ、対象
2「東アジア共同体」論と2006年12月「東アジア・サミット」
3日本はアジアをどうみてきたか:対アジア戦略の展開
4アジアと日本(1)貿易と投資の推移
5アジアと日本(2)企業の活動:テレビ産業とパソコン産業
6アジアと日本(3)企業の活動:自動車産業
7アジアと日本(4)農産物貿易と農業問題
8アジアと日本(5)地域統合の動き、ASEAN、FTA、EPA
9アジア政治社会の変化(1)ナショナリズムとポピュリズム
10アジア政治社会の変化(2)消費社会の到来とIT革命
11アジア政治社会の変化(3)少子高齢化社会、健康転換の様相
12アジア政治社会の変化(4)国民統合と社会統合
13前期試験を実施

  

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