2006年度上智大学シラバス

2006/03/06更新
◆統計学と国際社会2 - (後)
松原 望
○科目サブタイトル
国際関係における計量的実証分析の実際
○講義概要
本講義Iで得られた基礎知識を役立て、国際政治、国際経済、国際協力と経済開発、地球環境問題等の諸領域の実証分析へ応用する。文献資料、ウェブサイト(国連、IMF統計など)も役立てる。Iの履修は望ましいが、必修ではない(ただし、並行して基礎の自習が望ましい)。昨年度は国際金融のデータを扱ったが、今年度は地球環境も扱いたい。講義のやり方、「エクセル」、インターネットの必要性、試験要領などはIと同様(参照のこと)。本講義で必要とするゲーム理論の知識は「社会科学方法論」で履修するか、
テキストで自習のこと。国際的活躍を目指す人には必須。他学部生も歓迎。
○評価方法
出席状況(30%)、レポート(35%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(35%)
本講義Iを見ること。
○テキスト
松原 望『社会を読み解く数理トレーニング  (本講義Iより続く)』 東京大学出版会
○参考書
松原 望(編)『統計学のキーワード100』弘文堂
○○『世界経済図説』岩波書店
○必要な外国語
英語(部分的)
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://www.qmss.jp/education/ (メイリング・リストと共用)
○授業計画
1方法のレビュー(主として統計的方法)
2国内の統計データI:人口(動態、静態)、就業形態etc.
3同II:所得・貯蓄、物価と金利etc.
4同III:産業(産業連関分析)
5戦後我が国の政治経済データ(1)
6戦後我が国の政治経済データ(2)
7世界の経済成長と開発
8世界の貿易と資源
9国際収支と国際金融データの見方
10安全保障と地域紛争
11環境データの基礎
12地球環境問題
13援助と国際協力
14レポート出題:デリバティブとは何か

  

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