2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆東アジア国際政治史2 - (後)
髙橋 久志
○講義概要
前期に引き続きワシントン体制の確立までの東アジア国際政治史を鳥瞰する。特に重要な課題は、日露戦争後に対中国強硬策を掲げ、孤立化を自ら深めながらも、欧米との対決を敢て辞さずに自主外交路線をひた走る日本外交の歩みである。それは余りに自分の思い込みのみに駆られた独りよがりの行動ではあったが、それまでの日本人の国際政治の体験や日本社会の特性等からみると、不思議に合点がいく道でもあった。授業の詳細や参考文献は、シラバスによる。VTRも活用し、できるだけ学生諸君との対話を大事にしたい。これまで日本史を勉強していなくともかまわない。テキストは特に定めない。
○評価方法
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1詳細なスケジュールは、最初の授業の際に配布するシラバスによるが、基本的には前期の項目に引き続いて行う。

  

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