2006/02/23更新
○講義概要 |
本講義では日米決戦に至るまでの政治・外交、並びに軍事的側面からみた政治過程を、ワシントン体制の確立から満州事変による日本の挑戦、そして、日中戦争から、三国同盟の成立、日ソ中立条約、独ソ戦争、日米交渉までを、国際秩序の枠組みに注意を払いつつ、じっくりと考察したい。あわせて、国際関係史のアプローチを学びたい。基本的にはテキストに基づいて講義を行うが、学生諸君との対話を大事にしていきたい。高校時に、日本史を取っていなくともよろしい。授業内容と参考文献を記載した詳細なシラバスを配付する。RooseveltやChurchillの演説、対日宣伝映画等、VTRを大いに活用したい。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
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○テキスト |
入江昭(篠原初枝訳)『『太平洋戦争の起源』』 東京大学出版会,1991年
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○参考書 |
Akira Iriye "The Origins of the Second World War in the Pacific" Longman, 1987
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○授業計画 |
1 | 詳細はorientation時に配布するシラバスによる。英語の得意な学生は上記の原書を勧める。 |
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