2006/03/06更新
○講義概要 |
アジア、特に東南アジアを対象として国家の対外経済行動のあり方を理解することを目的とする。世界貿易機関(WTO)の進める多国間主義と自由貿易協定(FTA)との関係、貿易と海外直接投資をめぐる経済政策などを取り上げる。
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○テキスト |
黒柳 米司 (くろやなぎ よねじ)編著『アジア地域秩序とASEANの挑戦-「東アジア共同体」をめざして』 明石書店 2005年8月
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○授業計画 |
1 | 世界経済におけるアジアの位置 |
2 | 「ASEAN Way」再考(1) |
3 | 「ASEAN Way」再考(2) |
4 | 中国とASEAN-対立からパートナーへ |
5 | ASEANの経済協力-域内・域外経済関係 |
6 | 「大メコン圏」の形成と地域秩序-ASEANは東アジアを統合できるか |
7 | 国際NGOの台頭-インドネシア民主化に果たした選挙監視NGOネットワーク |
8 | 非伝統的安全保障-海賊問題とイスラム・テロを中心に |
9 | 開発体制の限界-マハティール政権の評価を通して |
10 | 「東アジア共同体」構想-背景と展望 |
11 | 開発・民主化・安全保障の相互連関-「国づくり」に向けた国際支援の枠組みと日本の役割 |
12 | ARF広域安全保障協力-ASEAN Wayの可能性 |
13 | 「ASEAN共同体」へ-幻滅と期待のはざま |
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By:上智大学 学事センター
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