2006年度上智大学シラバス

2005/12/21更新
◆開発経済論1 - (前)
今井 圭子
○講義概要
開発経済論1、2では開発途上国の経済開発に関する理論と現状について考察する。開発経済論1では経済開発をめぐる諸理論をその系譜から説きおこし、現在の主要な諸理論の概要と開発問題、開発政策に関する論争点、残された理論上の課題を明らかにする。外国研究と経済学1、2 と開発経済論2をできるだけあわせて受講することが望ましい。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
○テキスト
特に定めない。参考文献を授業中に指示する。
○参考書
授業中に指示する。
○必要な外国語
日本語、英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業のガイダンス、序論 開発経済論とは?
2第1章 重商主義における経済発展の概念と政策
3第2章 重農主義における経済発展の概念と政策、ケネーの経済表
4第3章 古典派経済学における経済発展(アダム・スミスの理論体系をを中心に)
5第3章 古典派経済学における経済発展(デビッド・リカードを中心に)
6第4章 ドイツ歴史学派における経済発展論
7第5章 マルクス体系における歴史的発展段階論、低開発問題
8第6章 シュンペーターの経済発展論
9第7章 現代経済成長論(均衡・不均衡成長論)
10第8章 近代化論(ロストウを中心に)第9章 二重経済論・複合社会論
11第10章 ラテンアメリカの開発理論(プレビッシュ理論、構造学派、従属論)
12第11章 人間開発の思想(アマルティア・セン、国連開発計画)、内発的発展論

  

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