2006/02/25更新
○講義概要 |
現代国際政治経済の諸問題を出来る限り経済学の方法論に基づいて議論する。扱うトピックスは,貿易政策の政治経済学,国際経済体制,地域経済統合,グローバリゼーション、(出来れば貧困問題概説)等である。その際,貧困国の視点にも触れたい。前提とはしないが経済学の基礎的な知識があることが望ましい。なお貧困問題については国際政治経済論2で集中的に扱うので続けての受講を勧める。
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○評価方法 |
出席状況(50%)、レポート(50%)
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○テキスト |
特に定めない。参考文献については初回の授業で紹介する。
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○授業計画 |
1 | イントロダクション:国際政治経済学と経済学、経済・政治・文化 |
2 | 貿易政策と政治経済学Ⅰ:基本的理解 |
3 | 貿易政策と政治経済学Ⅱ:レントシーキング活動 |
4 | 貿易政策と政治経済学Ⅲ:自由貿易擁護論と反対論 |
5 | 国際交渉・国際貿易協定の経済学的基礎 |
6 | 国際交渉と国際経済体制 |
7 | 地域経済統合I:差別的貿易協定 |
8 | 地域経済統合II:世界の自由貿易協定 |
9 | グローバリゼーションI:労働移動、資本移動 |
10 | グローバリゼーションII:海外直接投資と多国籍企業 |
11 | グローバリゼーションIII:地域経済学からの問題提起 |
12 | グローバリゼーションIV:集積の経済と不均等発展 |
13 | グローバリゼーションV:本質的問題とオルタナティブ または、貧困問題概説 |
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