2006/02/23更新
○講義概要 |
近代ヨーロッパの国際社会の形成は、世界最初の国際会議である1648年のウェストファリア会議に遡ることができよう。本講義では、近代ヨーロッパ国際関係史の始まりを序論として学び、次いで、絶対主義時代から第一次世界大戦までのヨーロッパの国際政治を突き動かした諸要因を、戦争と平和の問題を中心にして歴史的に鳥瞰したい。基本的にはテキストに基づいて講義を行うが、国際関係における思想的展開やイデオロギーの重要性にも触れると共に、高校までの歴史教育では殆ど考察の対象とはなっていなかった重要人物が果たした役割りにも注意を払って勉強していきたい。これまでの歴史教育に満足していない学生諸君を歓迎する。また、世界史を学んでいなくともよろしい。フランス革命やナポレオン、更には第一次世界大戦等のVTRを大いに活用したい。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(80%) シラバスを配布するので、授業の詳細と参考文献はそれによる。
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○テキスト |
義井博『『国際関係史(五訂版)』』 南窓社、1979年
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○授業計画 |
1 | 授業計画は、orientationの際に配布するシラバスによる。 |
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