2006/02/13更新
| ○講義概要 |
BRICsのひとつとして国際的に注目される大国ブラジル経済の素顔、その虚実を論じる。20世紀に末にブラジルは輸入代替工業化から経済自由化へと開発方式を大きく転換した。市場原理を基礎とする新しい開発方式は、経済の安定、アグリビジネスなど新しい産業の成長その他を実現した一方で、失業、金融危機などをもたらした。貧困、不公正な分配の問題もなお解決していない。そうしたなかで、連帯経済など新しい経済の模索も見られる。授業では、ブラジル経済のこれまでの発展過程、発展の仕組み(制度)と、新たな開発に向けての挑戦を、世界的、歴史的な脈絡のなかで紹介する。
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| ○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(70%)
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| ○テキスト |
使用しない。教室でレジュメを配布する。
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| ○参考書 |
授業中に、各回の講義に関連する参考文献を紹介する。 ブラジル日本商工会議所編・小池洋一ほか監修『『現代ブラジル事典』』新評論、2005年
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| ○授業計画 |
| 1 | ブラジル経済への視座-歴史、世界との関連 |
| 2 | 一次産品輸出経済-その成立と発展 |
| 3 | 輸入代替工業化とビッグプッシュ |
| 4 | 失われた時代へ-対外債務とインフレ |
| 5 | 市場の海へ-経済自由化 |
| 6 | 地域統合と経済発展-メルコスルと南米経済圏 |
| 7 | 資源大国-アグリビジネスとエネルギー |
| 8 | 失われる雇用-失業と非正規雇用 |
| 9 | 奢侈と飢餓-拡大する経済格差 |
| 10 | 参加型予算-財政を市民の手に取り戻す |
| 11 | 企業と社会的責任-市場を規制する |
| 12 | 連帯経済-多元的経済制度を求めて |
| 13 | 試験(授業中試験) |
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