2006/02/27更新
○講義概要 |
現代ブラジル社会を社会史視点から把握する。特に1988年以降のブラジル社会の多人種多民族国家論や多文化主義から論じられるブラジル社会に注目する。日本社会との相違を知ることで、世界観や視野を広げることを狙いとする。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(10%)、前期学期末試験(授業期間中)(60%) 期末試験は事前に与えた課題に答える形式とする。今後の論述の参考にするために、朱を入れた答案を返却する。
|
○テキスト |
三田千代子編『ブラジル社会論資料集』 上智大学ポルトガル・ブラジル研究センター、2006年。
|
○参考書 |
三田千代子『「ブラジル社会の多文化性と多文化主義」泉邦壽他編『グローバル化する世界と文化の多元性』183-205頁』Sophia University Press, 2005年 三田千代子『「二人のフレイレ―貧困地帯が生んだ20世紀の知識人ー」今井圭子編『ラテンアメリカの開発の思想』107-125頁』日本経済評論社、2004年。 Jaccoud, L. e N. Beghi "Desigualidades raciais no Brasil" IPEA, 2002.
|
○授業計画 |
1 | 4月14日 ガイダンス、ビデオなどによるブラジル紹介 |
2 | 4月21日 ブラジル社会の多様性と統一性 |
3 | 4月28日 同上 |
4 | 5月12日 同上 |
5 | 5月19日 開発と土地制度 |
6 | 5月26日 家族制度 |
7 | 6月2日 教育制度 |
8 | 6月9日 教会と国家 |
9 | 6月16日 農村社会と都市化 |
10 | 6月23日 社会格差 |
11 | 6月30日 社会不平等の克服を目指して |
12 | 7月7日 同上(ディスカッション) |
13 | 7月14日 期末試験 |
|
Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター
|