2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆演習(ラ米経済1) - (前)
谷 洋之
○講義概要
近年のラ米経済は、急激な構造改革とそれへのさまざまな主体の対処とにより大きく動いている。各受講者は、そうした諸変化の中から個別具体的なフィールドとテーマを選定し、研究を進めていくことが求められる。最終的な目標は、卒業論文・ゼミ論文としてその成果をまとめることであるが、前期中には中間的目標として、論題の絞込みと主要な議論の把握を図りたい。受講者の能動的な参加と演習における活発な議論を期待したい。
○評価方法
授業参画(50%)、レポート(50%)
○テキスト
内橋克人、佐野誠編『ラテン・アメリカは警告する(「失われた10年」を超えて――ラテン・アメリカの教訓1)』 新評論、2005年
堀坂浩太郎、細野昭雄、古田島秀輔『ラテンアメリカ多国籍企業論』 日本評論社、2002年
○必要な外国語
イスパニア語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
14/14 ガイダンス:演習内容の説明、運営方法の確認、受講者の役割分担決定/研究の進め方、レポートの書き方(1)(講義)
24/21 研究の進め方、レポートの書き方(2)(講義)
34/28 各自の選定テーマの報告会:この日までにテキストとして掲げた2冊を読了し、その内容の中から各自が興味を覚えた分野について、その要点およびさらに知りたい点について1500字前後にまとめたものを用意すること。
45/12 この日までに各自が自分の関心に沿った一応の文献リストを作成し、受講者相互間でチェックする。次週以降の報告の順番を決定する。
55/19 学期末のレポート提出を目指し、この日以降、各受講者が口頭報告を行なう。

  

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