2006/02/20更新
○講義概要 |
社会運動を中心に取り上げながら、グローバル化時代のラテンアメリカ社会の現状の理解をめざす。民営化、自由市場形成、新しい地域統合の模索、そして国境を越えた連帯をめざす社会運動など、90年代の経済再建過程と前後して、ラテンアメリカ諸国ではさまざまな改革の試みがなされてきた。本演習では、そうした改革の模索を続けるラテンアメリカ諸国において、社会運動の形態と目的がどのように変容しつつあるのかを考察する。後期の「演習 ラ米社会2」を受講するものは原則として「ラ米社会1」を受講済みであるものとする。前期は主要文献を輪読しながら参加者の共通理解を深め、後期の個別研究の地域・国とテーマの絞込みを行う。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
|
○参考書 |
大串和雄『ラテンアメリカの新しい風―社会運動と左翼思想』同文舘、1995年 大野健一『途上国のグローバリゼーション―自立的発展は可能か』東洋経済 2000年 Smith, Jackie & Hank Johnston『Globalization and Resistance: Transnational Dimensions of Social Movements』Rowman & Littlefield, 2002
|
Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター
|