2006/02/11更新
◆フランス文学研究B-2(ケベックの文学) - (後)
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寺家村 博
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○講義概要 |
この講義では北米最大のフランス語圏であるカナダ・ケベック州の文学作品を読んでいきます。ご存知のように、カナダは英語と仏語の二言語を公用語としています。数的に圧倒的な優位にたつ英系のなかでフランス語で書くということがどのような意味をもちうるのかを、作品をとおして明らかにしていきます。また同時に作品が書かれた時代背景や社会状況などにも言及していきます。なお、今回講義でとりあげる作品は、ケベックにおいてカナダ連邦からの独立の気運が高まっていった1940年代後半から60年代にかけての小説です。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
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○参考書 |
Réjean Beaudoin "Le Roman québécois" Editions du Boréal, 1991 Jean Royer "Romanciers québécois" Editions de l'HEXAGONE, 1991
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