2006年度上智大学シラバス

2006/02/16更新
◆演習(ドイツ語研究A)1 - (前)
新倉 真矢子
○講義概要
初めて音声学・音韻論を学ぶ人でも理解できるように,ドイツ語の音韻構造,音声規則について解説する。具体的には,発音記号の読み方,ドイツ語母音・子音の調音方法と音韻体系について,アクセントやイントネーションについてドイツ語の音声の特徴を日本語と比較しながら学ぶ。また、ほとんど毎回授業の後半では音声分析ソフトを用いて自分の声を分析し、正しい発音の仕方を視覚的に見ていく。最後にレポートを提出してもらい、これを評価点の一部とする。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
後期に行う発表を30%とする。
○テキスト
『プリント』
○参考書
小泉 保『音声学入門』大学書林
『その他詳しくは授業で指示。』
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1導入:音声学と音韻論について、講義内容、評価法、参考文献
2音声器官、調音点、調音方法、国際音声記号(IPA)
3ドイツ語の母音・子音
4日本語の母音と子音(ドイツ語との比較)
5音声分析ソフトを使って分析
6音節とモーラ
7アクセントとアクセント規則
8イントネーション(感情文、あいまい文)
9プロミネンス、ポーズの機能
10音声分析ソフトを使って分析
11話し言葉における同化、異化、縮約、融合ドイツ語発音指導について
12日本語とドイツ語の対照分析、誤用分析
13音声分析ソフトを使って分析

  

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