2006/02/12更新
○科目サブタイトル |
Contemporary American History
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○講義概要 |
後期週2回の授業。1901年の革新主義の始まりから、30年代のニューディール、60年代の対抗文化の時代を経て、今日に至るまでの100年の歴史。トピックを追う形で時空を前後左右に動きながら、アメリカの世紀といわれる20世紀を統合的に考察。あわせて現代世界のなかのアメリカの意義を考える。多数の参考資料(英文・クラスで配布)を前もって読み、クラスでは討論が中心となる。A hundred years history from the Progressive Era to George Bush. More emphasys on social history. Prior knowledge of basic American history is presupposed. Class will be conducted in Japanese but your prior reading (distributed English material) and participation in class discussion (English or Japanese) is vital. Diligent attendance is necessary for satisfactory completion of this course.
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(30%)、レポート(40%)
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○テキスト |
有賀夏紀『『アメリカの20世紀』上・下(中公新書)』 中央公論新社 2004年
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○参考書 |
松尾・能登路他編『『事典 現代のアメリカ』』大修館書店、2004
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○授業計画 |
1 | イントロダクション:授業の説明と基本的立場について |
2 | 日米関係I 文化と民主主義の源アメリカ |
3 | 日米関係II 自由の聖地アメリカ |
4 | 概説I 中産階級台頭 |
5 | 概説II 数理計算がもたらす楽園 |
6 | 概説III 国家による改革主義 |
7 | 概説IV 世界パワーの担い手 |
8 | 20世紀を規定した思想:ニューディール |
9 | ニューディールの経済思想 |
10 | ニューディールの元祖:プログレッシヴィズム |
11 | JFKとLBJ:アメリカの理想の系譜とその限界 |
12 | 戦争の中の偏狭:外国人排斥・日系人収容 |
13 | 繁栄の中の偏狭:50年代の赤狩り |
14 | 繁栄の中の萎縮:The Organization Man |
15 | 抵抗からの物言いI:ハーレムルネッサンス |
16 | 抵抗からの物言いII:30年代から50年代にかけての文学 |
17 | 抵抗からの物言いIII:対抗文化運動の奥行き |
18 | エスニック運動・女性解放・環境保護運動 |
19 | ネオコンサーバティズムの登場 |
20 | クリントンのアメリカ |
21 | ナインイレブンの衝撃:子ブッシュの世界 |
22 | クラス討論:中間選挙の歴史的評価 |
23 | クラス討論:20世紀アメリカに特有の思想を考える |
24 | クラス討論:20世紀アメリカに特有の思想II |
25 | クラス討論:20世紀アメリカを振り返る |
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