2006/02/16更新
○科目サブタイトル |
産業力強化のための戦略的デザイン論
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○講義概要 |
産業競争力における生命線的なソフトパワーとして、国内外を問わずブランドやデザインが注目されている。商品の性能や機能がいくら良くても、ユーザーの嗜好からデザインを少しでも外すと全く売れない時代。むやみに価格競争に巻き込まれたくない企業(メーカー)にとって、市場で支持される商品やサービスを開発段階で見極めることは、もはや経営トップを含めた全社的な経営課題になっている。当講座では、産業デザインの歴史的経緯を踏まえながら、今日における産業的特質や企業経営の具体的課題をデザインマネジメントの観点から検討・考察する。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
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○参考書 |
阿部公正(監修)『世界デザイン史』美術出版社・1995年 トム・ケリー&ジョナサン・リットマン『発想する会社!~世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』早川書房・2002年 日本アイ・ビー・エム株式会社 山崎和彦、他『使いやすさのためのデザイン ユーザーセンタード・デザイン』丸善・2004年
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○授業計画 |
1 | 産業社会とデザイン(イントロダクション) |
2 | 産業デザインの全体像 |
3 | 産業デザインの歴史的経緯(1) 欧米編 |
4 | 産業デザインの歴史的経緯(2) 日本編 |
5 | 世界のグッドデザイン、日本のグッドデザイン |
6 | 経営戦略としてのデザイン |
7 | 商品開発プロセスとデザイン |
8 | デザインマネジメントの方法(1) |
9 | デザインマネジメントの方法(2) |
10 | 企業のケーススタディ(1) |
11 | 企業のケーススタディ(2) |
12 | ブランド力向上のための戦略的デザイン |
13 | ユーザーエクスペリエンスデザインの考え方 |
14 | 試験 |
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By:上智大学 学事センター
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