2006年度上智大学シラバス

2006/03/24更新
◆環境会計論 - (後)
上妻 義直
○講義概要
持続可能な社会を実現するために産業界では様々な取組を行っているが,本講義では,そうした取組の成果を捕捉・報告するためのツールである環境会計の基礎を学習する。とくに環境報告書の作成開示理論,制度,実務,周辺領域の基礎知識等を,わが国や諸外国の動向を含めて取りあげる。
○評価方法
リアクションペーパー(80%)、レポート(20%)
○テキスト
受講生は、講義前に上妻のHPから毎回の講義資料・ハンドアウトをダウンロードすることができる。

ただし、そのためにはコンピュータを利用するための個人アカウントが必要なので、必ず受講前に取得しておくこと。

すべての講義資料はHP経由で配布される。
○参考書
河野正男[責任編集]『環境会計A-Z』ビオシティ・2005年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1環境報告書の意義と現状
2環境報告書の開示理論
3持続可能性の考え方
4CSR(企業の社会的責任)
5財務会計と環境会計の統合
6環境情報の会計的評価
7日本の環境報告書
8GRIの持続可能性報告ガイドライン
9その他のガイドライン
10環境報告書の分析手法
11環境会計の分析手法
12環境報告書の保証

  

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