2006/03/08更新
○講義概要 |
現代企業の経営は、そのほとんどが大規模な協働として行われている。したがって、現代の経営について理解するためには、人間の協働現象についての理解が不可欠となる。経営組織論は、組織概念を用いて、経営の協働の側面を解明するものである。「経営組織論Ⅱ」では、組織のオープン・システム・アプローチを取り上げる。オープン・システムとして把握された組織は、環境に適応することによってのみ、存続することが可能である。組織の環境適応に関する理論・実証研究の成果を概説する。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
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○授業計画 |
1 | 協働と組織 |
2 | システム概念と組織の環境適応 |
3 | 組織へのクローズド・システム・アプローチとオープン・システム・アプローチ |
4 | C.I.Barnardの組織概念 |
5 | ソシオ・テクニカル・システム |
6 | 組織構造の因果構造 |
7 | T.Burns & G.H.Stalkerの機械的システム・有機的システム |
8 | J.Woodwardのサウス・エセックス研究 |
9 | P.R.Lawrence & J.W.Lorschの組織のコンティンジェンシー理論 |
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By:上智大学 学事センター
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