2006/02/22更新
○講義概要 |
われわれが生活を営んでいる社会経済システムは,市場社会とか資本主義社会とか呼ばれている。この社会はどのような特徴を有する社会なのか,そしてそれはどのように評価されるべきものなのか。本講義では,これらの問題を考えていくための素材が提示される。19世紀中葉から現在に至る経済学を理論史,思想史の両面から学ぶ(前期とは独立しているが、あわせてとることが望ましい)。
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○評価方法 |
出席状況(15%)、レポート(15%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%) 平常点とテストによる総合評価
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○テキスト |
下記ホームページに講義用ノートを掲載していく予定
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○参考書 |
平井俊顕著『ケインズとケンブリッジ的世界』ミネルヴァ書房 を副教材として用いる。
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○授業計画 |
1 | 経済学史マニフェスト |
2 | 第一次大戦前のイギリス社会 |
3 | 限界革命 |
4 | 新古典派経済学の興隆 |
5 | 新古典派の代表的理論 |
6 | ヴィクセル・コネクション |
7 | ケンブリッジの経済学者 |
8 | ケインズ(1)― 経済理論家 |
9 | ケインズ(2)― 経済政策立案家 |
10 | 戦間期の市場社会観―ケインズ、シュムペーター、ハイエク、ミュルダール |
11 | 新古典派総合―IS-LM理論と「一般均衡理論」 |
12 | マネタリズムおよび合理的期待形成 |
13 | 市場社会システムの基本的考察 |
14 | わが国における経済政策論争―批判的評価 |
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