2006/03/02更新
○講義概要 |
この授業の目的は、統計的なデータ構造を体験的に理解すると同時に、実験によって結果を導く技術を習得することにあります。そのため、乱数を用いたコンピュータ・シミュレーションを中心として、様々な統計的基本概念が取り扱われます。また作業のすべては、表計算ソフトウェア(MS-Excel)とそのマクロ(VBA)を用いて行われます。[主な内容]乱数と確率、モンテカルロ法とExcelマクロ、二項分布とその性質、ポアソン分布とその応用、中心極限定理と正規分布。[定員]PC室における実習授業のため、もしも設備定員を超える希望があった場合には抽選。[前提条件]表計算ソフトウェアの使用経験があること。
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○授業計画 |
1 | 授業の紹介、乱数関数を使った実験の実習 |
2 | 実習環境の基本練習 |
3 | 乱数と確率事象 |
4 | Monte-Carlo法とExcelマクロ - 実験記録 |
5 | Monte-Carlo法とExcelマクロ - 自動実験記録 |
6 | Monte-Carlo法とExcelマクロ - 記録の集計 |
7 | 二項乱数実験 |
8 | 二項分布、標本平均、期待値 |
9 | 二項分布の極限、無理数e、ポアソン分布 |
10 | ポアソン乱数と応用シミュレーション |
11 | 中心極限定理、正規乱数 |
12 | 正規分布と標準化 |
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By:上智大学 学事センター
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