2006年度上智大学シラバス

2006/03/02更新
◆統計データ解析Ⅰ - (前)
大西 博
○講義概要
この授業の目的は、統計的なデータ構造を体験的に理解すると同時に、実験によって結果を導く技術を習得することにあります。そのため、乱数を用いたコンピュータ・シミュレーションを中心として、様々な統計的基本概念が取り扱われます。また作業のすべては、表計算ソフトウェア(MS-Excel)とそのマクロ(VBA)を用いて行われます。[主な内容]乱数と確率、モンテカルロ法とExcelマクロ、二項分布とその性質、ポアソン分布とその応用、中心極限定理と正規分布。[定員]PC室における実習授業のため、もしも設備定員を超える希望があった場合には抽選。[前提条件]表計算ソフトウェアの使用経験があること。
○評価方法
毎回の課題と最終課題によって評価。
○テキスト
専用Webテキスト
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://econom01.cc.sophia.ac.jp/sda/
○授業計画
1授業の紹介、乱数関数を使った実験の実習
2実習環境の基本練習
3乱数と確率事象
4Monte-Carlo法とExcelマクロ - 実験記録
5Monte-Carlo法とExcelマクロ - 自動実験記録
6Monte-Carlo法とExcelマクロ - 記録の集計
7二項乱数実験
8二項分布、標本平均、期待値
9二項分布の極限、無理数e、ポアソン分布
10ポアソン乱数と応用シミュレーション
11中心極限定理、正規乱数
12正規分布と標準化

  

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