2006年度上智大学シラバス

2006/03/17更新
◆計量経済学 - (前)
有村 俊秀
○講義概要
炭素税をいくらかければ、二酸化炭素はどれだけ減るのか?このような問いに答えるのが計量経済学です。本講義では、計量経済学の理論・応用について講義します。講義の一つの目標は、経済データの定量的な分析を行うために必要な理論の習得です。もう一つの目標は、皆さんが、経済データの定量的な分析を、コンピューターパッケージ(Excel及びTSP)を用いて行えるようになることです。そのために、コンピュータールームでの実習も行います。
本講義の醍醐味は、ミクロやマクロで学習した理論と経済データがどう結びついているのかが、分かるようになることです。
○評価方法
レポート(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)、中間試験(20%)
○テキスト
森棟公夫『計量経済学』 東洋経済・1999年
○参考書
抽選科目です。
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia.ac.jp/~t-arimu/class/class-j.htm
○授業計画
1ガイダンス
21-1:データの中心と散らばり
31-2:簡単な回帰式
41-3:最小2乗法の諸性質
51-5:Excelによる回帰計算
62-1:離散確率変数
72-1:離散確率変数(共分散)
2-2:連続確率変数(一様分布)
82-2:連続確率変数(正規分布)
92-6:Excelによる乱数実験
102-3:最小2乗推定量の分布
112-4:最小2乗推定量の統計的性質(不偏性)
122-5:最小2乗推定量の最良性
13中間試験
143-1:3変数回帰
153-2:多変数回帰
163-5:多変数回帰の例
173-5:多変数回帰の例(Excelを用いての多変数回帰分析)
184-1:分布の平均に関する検定
194-3:複数の回帰係数に関する検定
204-4構造変化の検定
21t検定、F検定(Excelを用いての実習)
225-1:系列相関
235-2:系列相関の検定
245-3:系列相関回帰の推定
255-3:系列相関回帰の推定(エクセル実習)

  

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