2006/02/15更新
○講義概要 |
今年は日本政治を題材に、民主主義の制度と運用について考察する。基本的には、有権者の選択がどのような政治的ダイナミズムを経て政策へと転換されてゆくのかを概観するが、政治に関する素朴な疑問を出し合い、答えを探る授業にしたい。55年体制は日本の政治や公共政策にどのような影響を与えたのだろうか、93年以降の政治変動は何を変えたのだろうか、政府や政治に対する不信はなぜ生じるのだろうか、自民党と民主党に差異はあるのだろうか、イデオロギーは無意味・不要なものなのだろうか、有権者の1票にはどのような力があるのだろうか、経済的格差の拡大は民主主義を損なうだろうか、憲法は改正されるだろうか、などの問いを考えてゆく。
|
○評価方法 |
出席状況(10%)、リアクションペーパー(30%)、レポート(40%)、中間試験(20%)
|
○授業計画 |
1 | シラバスをHPからダウンロードしてください。詳細な講義スケジュールを説明します。 |
2 | 政策の対立軸 |
3 | 戦後政治体制と経済発展 |
4 | 戦後政治体制と利益分配 |
5 | 戦後政治体制と国際社会 |
6 | 政界再編の原因と影響 |
7 | 討論(1) |
8 | 選挙制度と政治参加 |
9 | 政党 |
10 | 利益集団 |
11 | 議会 |
12 | 55年体制下の政府と与党 |
13 | 政治主導 |
14 | 討論(2) |
15 | 小さな政府の大きな行政 |
16 | 官僚制度 |
17 | 地方自治と分権改革 |
18 | 政策の執行活動 |
19 | 権限委譲と裁量 |
20 | 行政統制と政策評価 |
21 | 行政改革の政治分析 |
22 | マスメディアと民主主義 |
23 | 討論(3) |
|
Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター
|