2006年度上智大学シラバス

2005/12/24更新
◆社会保障法 - (通)
堀 勝洋
○講義概要
前期:「社会保障法各論」を講義する。すなわち、年金保険法、介護保険法、医療保険法、生活保護法、社会福祉各法(老人福祉法等)について、概説、歴史、内容、課題等について講義する。詳細なレジュメを配布する。
後期:「社会保障法総論」を講義する。すなわち、社会保障概説(社会保障の概念、目的、機能、保障者、被保障者、保障方法、保障水準、財政等)、社会保障法序論(社会保障法の意義、種類、体系等)、社会保障と憲法(憲法25条、14条等と社会保障法との関係)、社会保障法の法律関係(適用、権利、義務、罰則、財政、組織等)について講義する。
○評価方法
前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(50%)
○テキスト
前期は詳細なレジュメを用意し、後期はテキスト1の『社会保障法総論』を教科書として使用する。
堀 勝洋『社会保障法総論 第2版』 東京大学出版会、2004年
○参考書
堀 勝洋『社会保障読本 第3版』東洋経済新報社、2004年
堀 勝洋『社会保障論 第3版』建帛社、2002年
堀 勝洋『年金の誤解』東洋経済新報社、2005年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1社会保障の概要説明
2年金保険法(概説)
3年金保険法(国民年金法)
4年金保険法(厚生年金保険法)
5年金保険法(2004年改正、課題)
6介護保険法(概説)
7介護保険法(介護保険法)
8介護保険法(2005年改正)
9医療保険法(概説)
10医療保険法(国民健康保険法)
11医療保険法(健康保険法、老人保健法)
12生活保護法(生活保護法)
13社会福祉法(老人福祉法)
14社会保障の概念、目的、機能
15社会保障の保障者、被保障者
16社会保障の保障方法、保障水準
17社会保障の財政、生成・発展とその背景・要因
18社会保障法の意義、成立、根拠、位置
19社会保障法の制定根拠としての憲法、裁判規範としての憲法
20憲法25条と社会保障法
21憲法14条、13条、89条後段と社会保障法
22憲法29条、84条、26条、98条2項と社会保障法
23社会保障法の適用、権利の意義、権利の発生
24社会保障法の権利の効果、権利の消滅、権利の救済
25社会保障法の権利の保障、義務
26社会保障法の罰則、財政、組織

  

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