2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆演習Ⅰ(ライフスタイルの社会学) - (前)
藤村 正之
○講義概要
ライフスタイル・ライフコース・社会政策と関連する人々の意識や行動の諸側面を社会学の視点から学習します。前期の演習の第1の柱は文献輪読で,今年はライフスタイルの歴史的変遷とその現在形、それを支える個別のモノや背後にある文化・価値観の変容に焦点をあてたいと思います。第2の柱として、3年生は共同研究やデベイト等のグループ活動を、4年生は卒論・ゼミ論に向けた第1次の準備作業を進めてもらいます。演習は学生がプレイヤー、教員はコーチにすぎません。皆さん相互の討論中心のゼミであること、時々時間延長もあることを確認して参加してください。
○評価方法
出席状況(50%)、授業参画(25%)、レポート(25%)
演習での出席・報告・討論参加,課題レポートやゼミ論文提出などから総合的に判断します。
○テキスト
今年はいくつかの文献を部分的に使いながら、ライフスタイルの歴史的変遷とその背景について考察していきたいと思います。
竹内啓一『日本人のふるさとー高度成長以前の原風景』 岩波書店・1993年
R・イングルハート『カルチャーシフトと政治変動』 東洋経済新報社・1993年
鵜飼正樹, 永井良和, 藤本憲一編『戦後日本の大衆文化』 昭和堂・2000年
○参考書
川崎賢一・藤村正之編『社会学の宇宙ver1.3』恒星社厚生閣、1999年
作田啓一・井上俊編『命題コレクション社会学』筑摩書房・1986年
好井裕明『「あたりまえ」を疑う社会学』光文社新書・2006年
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1今年度の進行計画の確認・演習参加者の確定
2文献輪読報告と討議(第1クール)1
3  同上   2
4  同上   3
5  同上   4
6文献輪読報告と討議(第2クール)1
7  同上   2
8  同上   3
9  同上   4
104年卒論・ゼミ論報告(1次)1 /3年グループ活動準備
11  同上   2
12  同上   3
13  同上   4

  

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