2006/02/26更新
◆コミュニケーションの社会学 - (後)
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奥村 隆
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○科目サブタイトル |
自己であること・他者といることの社会学
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○講義概要 |
「私が私であること」と「私が他者といること」、このふたつはしばしば折り合いのつけがたいものとして立ち現れるものだろう。しかしまた、このふたつは互いを可能にする不可欠な条件として同時に成立するものでもある。本講義では、私たちの日常的なコミュニケーションを、このふたつの視点から論じていくことにする。そこでは、ミクロなコミュニケーションをとらえる社会学や精神医学などによるアプローチ、およびそれを成り立たせる社会構造や歴史的な社会変動をとらえるマクロなアプローチを横断しながら、議論を組み立てていくことになるだろう。
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○テキスト |
奥村隆『他者といる技法――コミュニケーションの社会学』 日本評論社 1998年
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○参考書 |
井上俊・船津衛編『自己と他者の社会学』(有斐閣 2005年)、奥村隆『エリアス・暴力への問い』(勁草書房 2001年)ほか、授業時に随時指示する。
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○授業計画 |
1 | イントロダクション――自己・他者・社会的なもの なお、1回目に講義スケジュールなどについて指示する。 |
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